シャトー・デュ・オー・マレ・ルージュ [2008]750ml (AOCグラーヴ)

シャトー・デュ・オー・マレ・ルージュ [2008]750ml (AOCグラーヴ) シャトー・デュ・オー・マレ・ルージュ [2008]750ml (AOCグラーヴ) シャトー・デュ・オー・マレ・ルージュ [2008]750ml (AOCグラーヴ)

わずか3haの畑から生産量10,000本というマイクロシャトーですが、ワイン造りはグラン・ヴァン並!!かなりのアイテムを試飲してきましたが、これは大当たり!(弊社社長) 既に11年も熟成しタンニンが滑らかで非常に素晴らしい状態のワインです。

まさにグランヴァンに匹敵するワインです。

(輸入元担当者) 葡萄品種:メルロ60%、カベルネ・ソーヴィニョン40% 樹齢は7〜20年で、収穫量は35hl/haです。

収穫は手摘みでおこない、厳しく選別します。

除梗して、品種ごとに、低めの23度に温度管理の下、ステンレスタンクとセメントタンクで発酵します。

ポンピング オーバーしながら、ゆっくりと行います。

マロラクティック発酵は、26度に維持し、100%樽で行ないます。

80%をオーク樽(新樽と1年樽が半々)で約22ヶ月熟成します。

樽はジュリアンの関係で入手したシャトー・パヴィ モデルやアリエ産の樽を使用しています。

瓶詰めは8月末、移動ボトラーがきて行います。

しっかりとした骨格があり、10年以上の熟成の可能性を持っています。

<テイスティングコメント>しっかりとした濃いルビー色。

中心からエッジまで濃い色調が見られます。

落ち着いた酸とシルキーなタンニンが心地よく広がります。

ブラックベリーの果実やスパイスなど、味わいに複雑さが出ており、綺麗な余韻も長く続きます。

当たり年に近いニュアンスが感じられ、本当に素晴らしい状態です。

まさに飲み頃を迎え始めており、今飲むべきワインワインといえます。

3000円以下のボルドーでは久しぶりの当たりです。

かなりのアイテムを試していたのですがこれは本当にコストパフォーマンスに長けたものです。

下記の2009年と同時にテイスティングしました。

この2008年は今ちょうど飲み頃に入り出したようです。

ほんの僅かな熟成も感じつつ、果実味もありとても飲みやすい仕上がりです。

驚いたのは使われているコルクの上質さ、このクラスとしてはあまり見たことがありません。

生産者の意気込みを感じました。

通常2本が空になることはないのですが、あまりの美味しさで飲み切ってしまいました。

飲み過ぎです。

反省 2016.0.16Chateau du Haut Maray / シャトー・デュ・オー・マレ 畑はボルドー南部のガロンヌ河左岸に位置するマゼール村にあります。

兄のジェロームが馬を飼える場所を探していて初めてこの土地を見た時、石灰岩土壌であり斜面であるということに惹かれ、この地でワイン造りをすることを決意しました。

INAOの土壌調査で、サンテミリオンやフロンサックのような土壌であることが分かり、闘志に火が付きました。

非常に質の高いワインが生まれる可能性を持った畑だということが分かったからです。

寡黙で職人タイプの弟ジュリアンは、畑を買う前からエノログを目指し、ボルドー大学へ通っていました。

1999年から大きなワイナリーで働き、2005年からはシャトー・パヴィで働いています。

所有するのはわずか3haの畑ですが、ワイン造りはグラン ヴァン並。

畑の手入れも整然と行き届いています。

グラーヴの典型的な砂利質ではなく、石灰岩土壌の畑から生み出されるワインのポテンシャルには期待が出来ます。

造るのは赤、白1種類ずつ。

生産量は、赤が10,000本、白2,000本。

収穫量は35hl/haです。

赤はグラン クリュ クラッセのようなワイン、白はアロマとフレイバー豊かでフィネスのあるペサック レオニャンのようなスタイルを目指しています。

今は、ステンレスタンクとコンクリートタンクが2本ずつしかない、まさにマイクロ・シャトーです。

シャトー・パヴィの現役エノロゴ、ルーカス・ジュリアンは、パヴィで働くよりもオーマレの方が魅力的だと話してれまた。

  • 商品価格:2,948円
  • レビュー件数:2件
  • レビュー平均:3.5

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